住宅金融支援機構の固定型住宅ローン「フラット35」において、中古住宅の購入資金だけではなく、併せて行うリフォーム費用についても一体として融資するものです。
借入可能額は100万以上8,000万以下で、中古住宅購入価格とリフォーム工事費用の合計金額以内であれば、全期間固定金利で借入れが可能となります。
また、リフォーム工事の内容は限定していませんので、耐震補強工事はもちろん、水廻りや内外装・性能向上の為のリフォームも全て融資対象になります。なお、購入する中古住宅がフラット35の基準を満たさない場合でも、リフォーム工事により技術基準を満たせれば「フラット35」または「フラット35S」の利用が 可能になります。
具体的には、2,000万円の住宅を購入し、耐震・水廻り・外装塗替のリフォーム工事で500万かかった場合、2,500万の住宅ローンを組むことが可能になるものです(借入期間・自己資金率・金融機関によって金利は異なります)。
中古住宅の流通促進とそれに伴うリフォームの活性化は、国の重要な政策課題・成長戦略であり、さまざまな施策が打ち出されています。